久しぶりにレシピをのせてみますー!今回はムグンジキムチ(熟成キムチ)を使った
キムチチム。チムとは韓国語で蒸し料理のことを指します。
キムチチゲと似ていますがもっと良く煮込んで汁気の少ない料理です。
煮込むだけで簡単でとってもおいしいです~!
出汁とキムチの味で決まるので
失敗もしにくい料理だと思います!
ムクンジキムチとは?
ムグンジキムチとは熟成させたキムチのことで、
長期間醗酵させ、酸味が強いので生で食べる用ではなくチゲや、煮込み料理、
炒め物の時に使うとおいしさがより一層引き立ちます。
日本では専門店に行かないと手に入らないかもしれませんが、
日本よりも韓国食品が手に入りやすいアメリカでは、
韓国スーパーのキムチコーナーに売ってます!今までしっかり見てなかっただけで
ちゃんと普通に売ってました。笑 これは500g(1/4株)で$6ちょっとでした!
2~3人分作るのに1パックでちょうどいいかなと思います。
今回どんな風味かわからなかったので試しに一個買ったけど、
今度からはまとめ買いします~それくらいとっても使いやすく本格的な味です。
このメーカーのものでなくてもこのハングル(ムグンジ)もしくは、
英語で『AGED KIMCHI』の表記があれば同じように熟成キムチです。
カットもされてないポギキムチで、自分でいつものキムチを醗酵させたのでは
できない味わいでした!
HACCPとは?
HACCP(ハサップ)はアメリカではじまった食品の衛生管理に関する手法で、
今では世界的に導入が進められています。
簡単に説明するとこの認証マークがある食品は自社の衛生管理システムが
しっかりしているというのを第3者に認められているという証明です。
キムチも生ものなので、もし選択肢があるならHACCP認証のある商品を
選んだ方が安全だと思います。
HACCPについてもっと詳しく知りたい方は、下記リンクを参考にしてください。
とても分かりやすく書かれています。↓
材料・作り方
- 豚バラに下味(塩コショウ)をつけて馴染ませておく。
時間があれば30分くらい置いておいたほうが良いです。
豚バラの切り方は大きめの1口大でも、半分にだけ切って大きめでも。
しっかり煮込めばお箸で切れるくらい柔らかくなります~。 - 玉ねぎはくし切り、ネギは斜め切りとトッピング用に小口切りに少ししておく。
- 鍋に水を入れ、出汁パックと干し海老を入れ沸騰させる。
沸騰して少ししたら出汁パックは取り出し、火を弱め煮詰める。 - 煮詰めている間に、フライパンで豚バラの表面に焼き目をつける。
- 焼き目がついたらお肉を出汁の中へ入れて、その上からキムチを汁ごと入れます。
カットされてないキムチの場合はカットせずに煮込んでしまいます。
また玉ねぎと斜め切りしたネギ、おろしにんにくも一緒に~。
(後で最後ハサミで食べやすい大きさにチョキチョキします~) - 沸騰したら蓋をして火を弱め1時間以上煮込みます。
煮汁が少なくなってきたら完成です!
煮汁がたくさん残っていても豚肉がしっかり柔らかく煮えていれば大丈夫です!
残った汁も煮込み時間が長いほど塩気が増しますが、
卵やネギを追加してご飯やうどんを入れて食べてもおいしいと思います。
私は前日の夜に仕込んで次の日食べましたが、豚肉まで味も染みておいしかったです。
煮込むときにお好みでごま油を入れても◎
出汁パックも、韓国スーパーで買った物を使ってみました。
韓国のモッパンYoutuberがよく出汁パックを使って出汁を取っているので
今回初めて買ってみたけどとっても使いやすくてしっかり出汁が出ました~。
こちらは8パック入って$8ちょっとだったと思います。
ユクスティーバッグと書かれてますが、ハングル読めなくても
イラストとこの出汁パックに入ってるものでどの出汁かわかると思います!
ダシダとか置いてあるコーナーにあるかなと思います!
また1回だけじゃもったいない気がしたので次の日にお味噌汁の出汁に
なけなしの残りを使ってみました。笑
まとめ
韓国スーパーによく行く方、ぜひムグンジキムチを探してみてください!
これだけで特に味付けがなくても味わい深いおいしいキムチチゲなどが簡単に作れます!
また熟成されたキムチは酸味が強い分辛さは和らいでいるものが多いので、
辛いのが苦手、得意でない方も食べやすいと思います。
また今回は豚バラを一緒に煮込みましたが、これを鯖にかえて大根と一緒に煮込むと
コドゥンオキムチチョリムになったりアレンジができます。
とっても簡単で本格的な味になるのでぜひ作ってみてください♪