アメリカで家を売る【記録】

sellinghome
スポンサーリンク

こんにちは!ここ一週間めちゃくちゃ寒くて子供たちも風邪気味。
暖かかった春感はどこへ?っていう感じのジョージア州です。
今回は私たちの初めての家を売った時の話を記事にしたいと思います。
日本だと中古物件は価値がすごく下がるとか、
土地を買って1から家を建てるのが一般的ですが
アメリカの主流は中古物件または新築でも建て売り、
例え中古で築年数がかなり古い家でもひどく売値が下がることはありません。
(リーマンショックなどの時の急落時は除く)
これは家を購入することが一生に一度の買い物ではなく
ライフスタイルに合わせて住み替えるという考えが一般的だからです。
家を売るプロセスなどは州によってバラつきがあるかもしれないので
単純に感想、記録を中心に書き留めておきます。
アメリカは州によっても不動産のルールなどが少し違うので
フロリダで家を売却した体験談のシェアとなります。

この記事は2年越しの記事になります。
不動産市場は日々変動しますので2021年の記録です。

スポンサーリンク

リアルター選び

リアルターは雇っても雇わなくてもいいですが、面倒な書類関係の全てを請け負ってくれたり
家が売れるように全力でサポートしてくれるのでほぼみんな雇うのではないのでしょうか?
家が売れた時に手数料として基本的に売却価格の3%を支払います。
今回家を売るにあたって、3人のリアルターとコンタクトを取りました。
最初からリアルターが決まっているのならスムーズだと思いますが、
私たちは結果3人のリアルターに会って家を見てもらって良かったと思います。
なぜなら、3人ともマーケットへ出す家の価格、修繕のポイント、どこを宣伝ポイントにするか
などが全然違ったからです。それぞれの話を聞いて一番自分たちにあった人を選ぶことができました。
結果的に私たちが選んだリアルターは、前の家を購入する際に一緒に家探しを
してくれたリアルター。彼女は今個人の家の売買ではなくコマーシャルプロパティしか
やってなくて最初悩んだ様子で返信が遅かったです。でも私たちが州外へ引っ越すことを知り、
最後まで一緒にって言ってくれて手数料は5%もらうけど知り合いのプロのカメラマンに
写真撮影、ビデオ(ドローンを使った空撮含む)を自分負担でやってくれる、
簡単な修繕は自分のパートナーにお願いして全部やってあげるって言ってくれて
家を売るときの面倒なあれこれを全てやってくれるというので、
旦那と私は即決で決めました。他のリアルターは写真は自分たちでプロを雇ってとか、
ここは直してとか全部こちらまかせでそこをまた自分たちで探して誰かに頼む。。
そういうのがとにかく面倒で。笑 彼女と私たちにとってwin-winだと思いました。

リアルターからもらったアドバイス一覧

・家族写真などは全て片付ける
写真があると買い手にとってはどういう人が住んでいるのかわかってしまって
これから住むイメージなどを妨げる原因になってしまうことがあるので
全て外すように言われました。

・臭い家は即アウト
最初に家に入った時に生活臭やペット臭の強い家は
いくら綺麗に片づけていてもかなりマイナスとなってしまいます。

初めて家探しをしていた時に、玄関入った瞬間に
強烈な猫ちゃんおトイレ臭が強烈でそこから先に進めなかったことが。笑

・壁、カーペットは多少シミや傷があっても必ずしも修繕の必要があるとは限らない。
壁を塗り替えることやカーペットの掃除、取り換えのコストは
自分たちでやったり業者に頼んでもそこまでコストがかからないメイクオーバーなので
無理に新しく塗り直したり、カーペットを新調する必要はないです。
ただ大きな穴が開いていたり、清潔感という面では
オファーが入れば買い手と相談してクリーニング代を負担する
などそういう要望があれば交渉は必要かもしれません。

・できるだけ目の付くところに物を置かない。
買い手が見に来るときは家を空けなくてはいけないですが、
キッチンなどに物が多いとやっぱり生活感が出てしまい買い手のイメージを
悪くします。なるべく隠せるものは隠すのがベター。

特に日本人なら置きっぱなし率の高い炊飯器は隠しましょう!笑
(私が家探しをしていて思ったのが炊飯器が
キッチンに置かれている家はほぼアジア人。笑)

スポンサーリンク

家をマーケットに出す

写真撮影などが無事終わってわりとすぐに家をマーケット(zillowなど住宅情報サイト)へ
出しました。通常オファーが入りそれを受けるとクロージング(引き渡し)まで
1か月ほどなので私たちはそれと同時にちょうど春休みを利用して1週間ほどジョージアへ出向き
家探し。その間に連絡がきた買い手が入れ替わりで内見に。
先ほども述べたように、買い手が内見してる間は私たちは留守にしなければいけないので
数日家を空けていて家も汚れないし、内見もスムーズだったようで大正解でした。
2日、3日で数件のオファーを受け1件のオファーを受けました。

スポンサーリンク

インスペクションとアプレイザル

オファーを受けると買い手はインスペクション業者を雇ってこれから買う家に
問題箇所はないか、あった場合どう修理していくべきかをチェックすることができます。
インスペクションは強制ではないので省くことも可能ですがこれから住む家に
どのようなリスクが潜んでいるのかはチェックしたほうが良さそうです。
またここで大きな問題が見つかり買い手の予算に合わないような修繕費、都合などが
あった場合はここで購入を辞退することも可能で、そういった場合は
また家はマーケットに戻されます。私たちもフロリダで初めて家を購入した際に
最初にオファーを入れたお家は内装は素敵だったけど屋根に問題があり、
すぐには修繕を賄える予算はなかったので購入しなかったということがありました。

インスペクションも無事終え、ドキドキのアプレイザル。
アプレイザルは、本当にその家の価値はいくらかの評価をするプロセスです。
専門家が家に来て色々見て回り、ロケーションや家の状態などを見ながら
評価をします。また周りの家よりもアプレイザルの評価が上がれば
同じコミュニティの家の地価も上がります。
また評価額がオファー額よりも低い場合は買い手は評価額までのローンしか借り入れできないので
オファー額の差額を自腹で支払うか、売り手と交渉をして購入額を下げるか話し合います。
私たちの家はオファー額より少し高いくらいで出たので一番いいパターンでした。

クロージング

無事に全ての手続きが終わり、購入者への家の引き渡しです。
私はすでに子供たちと義母の家に数日お世話になっていたので
フロリダでのクロージングには不在だったんですが
旦那曰くリアルターと共に書類を確認、サインをして終了だったようです。
これで正式に家が売れました…!

まとめ

実はこの記事途中まで書いて1年以上放置してしまったもので…
2021年の記録なので情報は古くなってしまいましたが、
家を売るときのアドバイスなどが参考になればいいなと思います。
2021年はまさしく売るのはさほど苦労せず、買うのが大変みたいな年だったので
無事にこうやって州をまたいで引っ越しが予定通りにできて改めてホッとしてます。
思ったことはプロのカメラマンってすごいなってw
写真の中の家は自分の家じゃ思えないほど綺麗に撮れてたし広く見えました!
広角レンズやばすぎぃぃww
まずは不動産サイトの写真を見てくる人がほとんどなのでそこはケチらずに
プロに撮ってもらったほうが良いと思います。

タイトルとURLをコピーしました